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株式会社うるみ工芸
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浄法寺塗とは
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浄法寺塗の歴史



 浄法寺塗の起源は、今からおよそ1200年前の神亀5年(728年)浄法寺町に天台寺が建立され、寺の僧侶の手で自家用什器が作られたことに始まるとされてます。浄法寺町は昔から良質の漆に恵まれ、その漆を用いて安代町荒沢地区周辺で漆器製造が盛んに行われました。そこで作られた漆器が浄法寺町の市日で売られたことから、浄法寺塗と云われるようになりました。
 江戸時代の「足沢文書」、「南部文書」等の古文書によれば、17世紀には藩主に椀が献上されており、又他領に対しても当地の塗り物が移出されていたと記録されております。
 浄法寺塗の技術、技法は多彩であり、大きな金箔を貼った「南部箔椀」のように華やかなものもありますが、多くは素朴で温かみのある堅牢で実用的な塗りです。







浄法寺塗の特徴


 浄法寺塗は何といっても、その丈夫さ、色の美しさにあります。上塗りを終えてそのままの状態で仕上がった漆器は、最初は艶がなくマットで一見プラスチックのようにさえ見えてしまいます。でも、それが漆本来の艶なのです。それを磨くことによって艶が出てまいります。「磨く=毎日使う」ことによって5年後、10 年後にはツヤツヤとした艶が出てくるのです。
 また、色の変化にも面白さがあります。うるみ工芸では本朱とタメという2色がメインカラーですがよって華やかさが増していきます。もう1色のタメは、時間が経つと上に塗った漆が透明度を増していくので、下に塗った色が透けて見えてきます。うるみ工芸では出来るだけお客様に長くお使い頂きたいと考え、創業当初から黒に近いタメを製作してきました。
 漆は英語でjapanと訳されます。浄法寺塗は日常使いの漆器です。毎日の食卓に本物の漆の器を使うことによって、世代を問わず、私達日本人としての感覚を磨いていければと願っております。













浄法寺塗・秀衡塗製造元 うるみ工芸 ショールーム
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